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2011年12月15日木曜日

【メモ】LaTex環境のインストール・コンパイルのためのコマンドプロンプトの使い方

忘れないうちに書いとく。

ゼミなんかで数式を扱うことが結構あって、表計算ソフトだと限界がある。
 以前にもTeXの導入を図ってみたが失敗したまま放置していました。うまく環境を整えられなかった…。

あれから半年以上経っているがもう一度トライしてみようと思い、以前とは違う環境を作ってみることにしました。
 一応 .tex → .dvi → .pdf にまで持っていけたので成功だと思います。

ただ細かいことは分かってないので、使ってみて図がうまく表示されないとかそういう不具合は起こりえます。
とりあえずは書いておく。

よくわからん!って悲鳴あげる人の手助けになれば幸い。そのために変なとこで細かく書いてあったりします。

(ちなみに以前は WinShell をインストールしてやってみたが .dviから.pdf にうまく変換できず諦めた。pathが通っていなかったのかもしれないがよくわからん。)


 

そりがやったこと

1.

TeX/LaTeX入門  を参考にしてみた。今Windows vista 32bit のマシンに入れようとしているので、そこに書いてあるところのリンク(TeXインストーラ)に飛んで何も考えずにインストールしてみます。とくにチェックとかいじらずに入れた気がします。案外時間がかかったが気にしない。(このインストーラ作ったの北大理学院の先生になってんじゃん…)

ここのサイトに詳しい説明っていうリンクがある。そこのドキュメントには細かい字でほげほげ書いてあるが、やらなきゃいけないのは GSview のオプションをいじって追記しろってことぐらいかな?

 

2.

 つぎにテキストエディタで適当なファイルを作って .tex がコンパイルできるか試してみる(ちなみにEmEditor使った)。Tex/LaTeX入門 にある test1.tex を作る。拡張子を間違えないように。さあコマンドプロンプトを立ち上げます。

(ここでWinShell使ってみたけどダメだったのでgoogle先生に聞いて 2. 初歩の LaTeX <Windows編> を参考にさせてもらった)

 

3.

コマンドプロンプトを立ち上げます。Windowsキー押して検索すればすぐ見つかります。黒の背景に白字の、慣れない人にはそれだけで拒絶したくなるような画面には[C:\USER\(ユーザーの名前)>]って書いてあるかと思います(バックスラッシュ \ は 円マーク¥ と同じ)。

>のうしろにそのまま [md \TMP] と書いてEnter。[ ]は書かない。

これでC:のフォルダの中にTMPっていうフォルダが作られています。 (md は make directory 、つまりフォルダを作れっていう命令)

ここに 2. で作った test1.tex  をコピーします。普通にコピペすればいいです。

 

4.

さて 、ここからコンパイルです。

cd \TMP

と打ち込んでEnter(count directory フォルダを移動しろっていう命令 )。

C:\TMP>

となると思います。TMPのフォルダに動いたよってことですね。

(ここで

dir

と打ち込むと多分 test1.tex が表示されると思います。 フォルダの中にあるものを表示してくれています。dir は打たなくても問題ないけど知っておいたほうがお得です。フォルダの中が増えるとたくさんになるとよくわかんなくなるので。)

次に

platex test1

と打ち込むとアルファベットがズラズラと走りだすと思います。 最後の方に

test1.dvi (1 page, ほげほげ bytes).

とか見えたら成功していると思います。 TMP のフォルダ見るとなんかファイルが3つくらい増えていると思います。その中の test1.dvi を開いてみると良い感じに TeX の文字が映るんじゃないでしょうか。texファイルがちゃんとdviファイルにコンパイルできました。ただこのままだと扱いにくくてしょーがないのでpdfファイルに変換します。

 

5.

またコマンドプロンプトに 目を戻します。

 C:\TMP>

ってなっていると思います。ここに

dvipdfmx test1

と打ち込んでEnterすると

test1.dvi -> test1.pdf

って表示されると思います。はい。pdfファイルができました。フォルダで見てみると test1.pdf が新しく増えていると思います。ふぅ…できた…

 

おわり

こんな感じでできました。dvipdfmx はdvipdfm と書いてもできましたが、まあdvipdfmx のほうが新しいものらしいのでこっちでやりました。 これで問題なくLaTexを書く環境は整っているのならいいんだけど…。

あとは LaTex の文法を覚えて使いこなすだけ。うん。それも苦労しそうだけど使えれば論文書くのは楽なはずです。注釈とか振るのに便利だしね。

以上。

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