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2011年12月18日日曜日

EmacsをWindowsに入れてみる。(GNU Emacs)

最近はそういう必要のないことばかりして現実から逃げているような気がします。余計なことしてばかりなそりです。

いや、プログラムをバリバリ書くぜ!って人には使えるテキストエディタは必須なので余計なことではないのですが、私は苦Cをがんばって「なるほど分からん」と言っている程度の人間なので必要なのかどうか…

今のところC言語をなんとなぁく雰囲気程度で理解してるレベルなのを脱出して、なんか書けるレベルになりたいなぁと思っています。使うところは基本ないのですが、なんも目標がないと頓挫するだけなのでTwitterクライアントを作ってみることを目標にしようかなぁと。まぁプログラミング言語を理解するのが目的なので目標はなんでもいいのですが。

あとはTeXですね。いい加減WordやLibreOfficeで数式を記述するのにムカムカしてきたのでTexで書きたいなぁと思っています。すでにLaTeXの環境を整えてはあるので、あとはなんかテキストエディタを導入すればいいかと。

数あるテキストエディタでなんでEmacsなのか、めんどくさいじゃん覚えられんの?と言われるのが普通だと思います。その理由は3つくらいあります。

  • すでにubuntuに入れてあるから
  • Emacs使ってると凄そうに見える気がするから
  • 名前がかっこいいから

くだらない理由で選んでいますね…。でもEmacsをある程度使えるようになったら、どのOSでもどんな言語でも対応できるんじゃないかな?と勝手に思っているのもあります。viもあるけど周りに使ってる人が少ないようなのでEmacs。指がちゃんと動くか心配ですが。

ちなみにEmacsを入れるマシンは Windows vista 32bit です。




実はここまで書いてる時点でWindowsにはまだEmacsを入れていません。実際に導入しながら書こうかなぁと思います。あとから書くと忘れるしね。めんどくさがり屋なので書かないかもしれないしね。

Emacsをubuntuに入れるのにはあまり迷いませんでした。適当に

$ sudo apt-get install emacs23

とターミナルに書くだけで終わりですから。ああ楽チン。

Windowsはどうかな?とググるといろんな種類がある。各々の開発者が便利だと思うものを作ればそれだけディストリビューションが増えるのは当然で、ubuntuもそうなんですけどね。

Windowsの場合、情報がいっぱい出てきてそれぞれに一長一短があるようなので、どうすればいいか分からない。面倒になったので元のGNU Emacs をそのまま入れることにしました。
困ったときに対応を考えることにします。

EmacsをWindowsに入れてみる

ダウンロードする

入れるなら最新版のEmacsを入れようということで、最新版のstableを入れます。間違ってもunstable、開発途中のものは入れません。どうせわかんないので。

FSF の GNU Emacs のサイト を見るとcurrent stable release が書いてあるのでそのバージョンのものを入れます。
これをかいている時点では 23.3 ですね。To obtain it, visit the obtaining section とあるのでそれに従ってobtaining section に行きます。

そこのところに飛ぶと…なんかたくさん置いてある…。どれ選べばいいんだよ…。となります(となっていますまさに今)。

よく見ると windows/ と書いてあるディレクトリがあるようなのでそこに飛びます。ズラズラ書いてある英文をすっ飛ばして一番下に行くとたくさんファイルが置いてあります。current release にあわせて 23.3 のものを見ると4つある。どれだよ。おい。

.sig ってなんだよとGoogle先生にお伺いすると、signature File とかいうもので署名ファイルだそうだ。セキュリティとかのなんかっぽい。今回は関係無いだろうということでスルー。

2択になりました。barebinかbinか。なんかどっちでもいいような気もするけど後々面倒になるのもいやなので調べます。README があるから見ますとズラズラと英文が並びます。適当に流し読みしながら見ます

要するに、bin はlisp コードとドキュメントが全部入ってるやつで、 barebin は入ってないやつだそうです。今から入れるマシンにはEmacsを入れたことはないはずなので、binの方を選ぶとしましょう。ダウンロード。

インストールする

emacs-23.3-bin-i386.zip をダウンロードしました。解凍します。解凍先はC:直下に置く人が多いっぽいんで先例に習うことにします。usrのとこに置く人もいるようですが。

emacs23.3 というフォルダができます。その中のbinの中、そこに.exeがいくつもあります。それっぽいのはアイコンがきちんと作られているもの。3つある。それっぽいのはemacs.exeとrunemacs.exeの2つですね。ググりましたところ、emacs.exeで実行するとDos窓が出てきて実行するらしいです。runemacs.exeで実行すればDos窓は出てこないっぽいのでrunemacs.exeでやりましょう。やってみました。できました。

ちなみにこれを調べる過程で addpm.exe を実行すると、スタートメニューに runemacs.exe のショートカットが出来るらしいことを知りました。


これでEmacsを使うことができます。でもコマンドを使えないとEmacsはまるで使えないのでがんばって覚えます。とりあえずはチュートリアルを触ってみましょう。ubuntuでも多少使ったので少しだけわかりますが、なにぶん慣れていないので遅いし間違えまくってミニバッファが意味分からんことになってとりあえずC-gを押しまくることになります…。なれるまでは辛抱かな?

以上

追記

フォントがきたない…伸ばし棒の「ー」とか豆腐になってるし…。最初にやることはフォントの設定からのようだ…

日本語フォントの設定

OptionのとこにSet Default Fontがあるのでそこで日本語フォントを設定してあげましょう。私はとりあえずということでメイリオにしました。

2011年12月16日金曜日

SGMのブログ書いてきた

SGMのブログを久しぶりに更新しました。もっと頻繁にやらないといけないんだけどねー。
こんな直前にイベント告知してもしゃーないのに。

北方SGM: オール・ラウンジ エーデルワイスvol.5のお知らせ(遅い): まるでブログを更新していなくてすみません。そりです。 すでに今日になっていまいましたが、2011年12月16日にやるイベントについてのお知らせです。 オール・ラウンジ エーデルワイスvol.5 今回で5回目のエーデルワイスのラウンジです。今回は今年最後ということで、オールジャンル...

2011年12月15日木曜日

【メモ】LaTex環境のインストール・コンパイルのためのコマンドプロンプトの使い方

忘れないうちに書いとく。

ゼミなんかで数式を扱うことが結構あって、表計算ソフトだと限界がある。
 以前にもTeXの導入を図ってみたが失敗したまま放置していました。うまく環境を整えられなかった…。

あれから半年以上経っているがもう一度トライしてみようと思い、以前とは違う環境を作ってみることにしました。
 一応 .tex → .dvi → .pdf にまで持っていけたので成功だと思います。

ただ細かいことは分かってないので、使ってみて図がうまく表示されないとかそういう不具合は起こりえます。
とりあえずは書いておく。

よくわからん!って悲鳴あげる人の手助けになれば幸い。そのために変なとこで細かく書いてあったりします。

(ちなみに以前は WinShell をインストールしてやってみたが .dviから.pdf にうまく変換できず諦めた。pathが通っていなかったのかもしれないがよくわからん。)


 

そりがやったこと

1.

TeX/LaTeX入門  を参考にしてみた。今Windows vista 32bit のマシンに入れようとしているので、そこに書いてあるところのリンク(TeXインストーラ)に飛んで何も考えずにインストールしてみます。とくにチェックとかいじらずに入れた気がします。案外時間がかかったが気にしない。(このインストーラ作ったの北大理学院の先生になってんじゃん…)

ここのサイトに詳しい説明っていうリンクがある。そこのドキュメントには細かい字でほげほげ書いてあるが、やらなきゃいけないのは GSview のオプションをいじって追記しろってことぐらいかな?

 

2.

 つぎにテキストエディタで適当なファイルを作って .tex がコンパイルできるか試してみる(ちなみにEmEditor使った)。Tex/LaTeX入門 にある test1.tex を作る。拡張子を間違えないように。さあコマンドプロンプトを立ち上げます。

(ここでWinShell使ってみたけどダメだったのでgoogle先生に聞いて 2. 初歩の LaTeX <Windows編> を参考にさせてもらった)

 

3.

コマンドプロンプトを立ち上げます。Windowsキー押して検索すればすぐ見つかります。黒の背景に白字の、慣れない人にはそれだけで拒絶したくなるような画面には[C:\USER\(ユーザーの名前)>]って書いてあるかと思います(バックスラッシュ \ は 円マーク¥ と同じ)。

>のうしろにそのまま [md \TMP] と書いてEnter。[ ]は書かない。

これでC:のフォルダの中にTMPっていうフォルダが作られています。 (md は make directory 、つまりフォルダを作れっていう命令)

ここに 2. で作った test1.tex  をコピーします。普通にコピペすればいいです。

 

4.

さて 、ここからコンパイルです。

cd \TMP

と打ち込んでEnter(count directory フォルダを移動しろっていう命令 )。

C:\TMP>

となると思います。TMPのフォルダに動いたよってことですね。

(ここで

dir

と打ち込むと多分 test1.tex が表示されると思います。 フォルダの中にあるものを表示してくれています。dir は打たなくても問題ないけど知っておいたほうがお得です。フォルダの中が増えるとたくさんになるとよくわかんなくなるので。)

次に

platex test1

と打ち込むとアルファベットがズラズラと走りだすと思います。 最後の方に

test1.dvi (1 page, ほげほげ bytes).

とか見えたら成功していると思います。 TMP のフォルダ見るとなんかファイルが3つくらい増えていると思います。その中の test1.dvi を開いてみると良い感じに TeX の文字が映るんじゃないでしょうか。texファイルがちゃんとdviファイルにコンパイルできました。ただこのままだと扱いにくくてしょーがないのでpdfファイルに変換します。

 

5.

またコマンドプロンプトに 目を戻します。

 C:\TMP>

ってなっていると思います。ここに

dvipdfmx test1

と打ち込んでEnterすると

test1.dvi -> test1.pdf

って表示されると思います。はい。pdfファイルができました。フォルダで見てみると test1.pdf が新しく増えていると思います。ふぅ…できた…

 

おわり

こんな感じでできました。dvipdfmx はdvipdfm と書いてもできましたが、まあdvipdfmx のほうが新しいものらしいのでこっちでやりました。 これで問題なくLaTexを書く環境は整っているのならいいんだけど…。

あとは LaTex の文法を覚えて使いこなすだけ。うん。それも苦労しそうだけど使えれば論文書くのは楽なはずです。注釈とか振るのに便利だしね。

以上。